2011年12月13日

二百三高地

「二百三高地」
日露戦争での旅順攻防戦での死闘を、
もはや二度と作ることは出来ないと思われる、
壮大なスケールで描いた三時間あまりの超大作戦争映画です。

壮絶な戦闘場面とさだまさしの挿入歌が印象深いですが、
やはり役者たちの入魂の演技が素晴らしい!
特に児玉源太郎を演じる丹波哲郎
乃木希典を演じる仲代達矢はいずれも文句のつけようがない!

司馬遼太郎の「坂の上の雲」でもお馴染みですが、
この映画の中での二人の存在感は、ある意味本以上の存在感たっぷりです。

また主役のあおい輝彦も、上記の二人に劣らず、
済んだ瞳と美声(矢吹丈でしたね)で負けてません。
婚約者役の夏目雅子も、これまた美しい!
さらにあおい輝彦率いる隊の兵隊たちも、よかった。
特にこうした戦争映画に佐藤允は欠かせないですね。

とまあ褒めてばかりですが、
実はこうした役者たちの熱演でかなり助かった映画でもあり、
全体的な出来としては、まあまあな位だったというのが正直な感想です。

監督が舛田利雄だけにあまり多くは望めないし・・というのは言い過ぎかな?

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posted by エイガー at 17:01 | 戦争

2011年12月05日

切腹

「切腹」

二十数年前に見たときは、その異様な雰囲気に圧倒されて、
こうして再び見ると、今度はその見事な脚本に唸らされた時代劇傑作!

仲代達矢って人は実はどちらかと言うと不器用なタイプで、
正直言って決して演技派とは思えないのですが、
この作品ではそのギラギラした目と明瞭でよく通る声のセリフ回しが、
ピッタリと当てはまった代表作だと思います。
また対する三國連太郎も、負けず劣らずの素晴らしい演技。
この人のセリフ回しも、声がよく通り聴きやすい。
さらに藩きっての使い手を演じた丹波哲郎、
これまた、よく通るセリフ回しでいいです、
ようは三人とも、とにかく声が抜群にいいんです!

でもやっぱりいちばんお見事なのは、橋本忍の脚本!
原作ではどう書かれているかわかりませんが、
二時間超えの大作だと言うのに、最後まで飽きさせない脚本には、
ホント参りました!さすがとしか言いようがありません。

「時代劇」という枠だけにとどまらない、
これぞドラマ!これぞ映画だ!と心から実感した次第です。
まだ効果音などないリアルに徹した殺陣も迫力満点!
ラストの仲代達矢の大立ち回りも悲愴感だっぷりで、
観る者のの心を鷲づかみにすると思います。

もう、こうした時代劇を作るのは難しいかも・・・。
リメイクと言っていい「一命」も気にはなりますが、どうなんでしょうか?

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posted by エイガー at 18:15 | 時代劇
TVで映画見ました。